人工感情
人工感情が上手く機能しなくなって3日目になると、だんだん精神疾患者じみた思考回路になってきます。まあただのファッション鬱なんですけど。
何故人間は知的活動に特化して進化してきた筈なのに未だに脳を自律出来ないんだ???(ここで腹立たしくなってくる)(自律できない)(書けない)
— Nat (@7210osmt) 2016年8月28日
不思議な生き物です。
変に根性論で生きているところがあるので、ダメになりそうな時負けずに投げ出さずに逃げ出さずに信じ抜くことでどうにかなるのではないかと経験則で思っています。
ただ、不調の原因が神経伝達物質の異常(あるいは自律神経系の異常)なのだとしたら、科学的に根性論では論破できないという理屈も最近理解しつつあるつもりです。
けれど理屈を理解するのとそれを自分に当てはめるのは全く別のことで。科学的に不調を解き明かそうとした後、決まって「いや、私のはそういう異常じゃなくて単なる逃げだから、やっぱりここが踏ん張りどころに違いない」と体育会系の結論に至ったりします。自分で思っている以上に生きるのが下手なのかもしれません。
薬などを飲んで病院に通ってすっかり疾患者になったフリをしていますが、多分本心では私が一番「私は何も病んでない」と思っているのだと思います。
そのくせ、じょうずに芸をしていればいつかエサが貰えると思って惰性で芸をし続けている滑稽な自分を、本当は誰かに止めて欲しいのかもしれません。不毛です。もういい大人なので、ヨシと言ってくれる飼育員は居ないのですから。
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月経前は女性ホルモンのバランスが崩れてセロトニンの分泌が減るらしいですね。
多くの抗うつ剤は(アプローチ方法の差はあれ)結果的にセロトニンを増やすような作りになっていると聞きました。
人口感情がここまで上手く機能しないのが月経前のせいだとしたら、抗うつ剤 vs PMSの戦いはPMSの圧勝ということになります。人体ってどうなってるんでしょうか。いい加減そのあたり進化して頂きたいものです。
前回の月経前はどうだったかなと思い返してみましたが、ちょうど9日間の夏休みだったので、家で毎日寝たり起きたりしてました。比喩ではなく文字通り寝たり起きたりです。それ以外した記憶があまりありません。
それでも夏休みの後半はちゃんと予定を遵守して友達と飲みに行ったりもしたので、確かにあの辺りから人工感情が上手く機能し始めていたのかもしれないと今になって思います。
例年の夏は毎週末遊び回ったり旅行したりと忙しいので、こんなにするりと季節を感じないまま秋が来ようとしている事はほんの少し寂しいです。
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こういう記事を書いて憂鬱に依存する姿は愚かですね。かと言って空元気も愚かしいです。ほんの数ヶ月前までそんなに愚かではない生き方があったはずなのですが、ずいぶんと遠くに落としてきてしまった感じがします。
ちなみに、人工感情、という言葉は、レトロフューチャーなSFっぽい雰囲気がするので厨二心をくすぐられて案外気に入っています。