アンダスタンド

わからないことだらけです。

休職することになりそうです

ここ1ヶ月はまたなかなか波が大きかったです。

前回記事を書いたアモキサン減薬により体調が大崩れし、1度はかなりリアリティのある「死に方」まで考えました。家の近くのホームセンターにどんなロープが売ってるか見に行くために足を運ぼうとしたのです。体調があまりに悪く、このまま生きるのなんてごめんだ、上手くやればドアノブとロープで死ねるんじゃないか、と思ったのがきっかけでした。その時は結構真剣だったのですが、結局ホームセンターに行く途中でラーメンを食べているうちに馬鹿らしくなってしまってロープの吟味は思いとどまったので、まあ笑い話の類だと思います。

その後、本来の診療日とは別の日に心療内科に駆け込み、アモキサンを元に戻してくれと頼み込み、薬を元に戻したことで体調はまた落ち着きました。

アモキサンがないともうダメなのではないかと恐怖していますが、主治医はやっぱり最終的にはアモキサンを減薬、断薬する方針のようです。

 

その翌週、産業医面談を受けました。

ほぼ強制的な指示のような形で休職を強く勧められました。

その後私がゴネにゴネたりしてかなり遅くはなったのですが、明日、診断書を貰いに病院に行く予定になっています。引きつぎのため年内は通常通り仕事をし、年明けから休職に入る見込みです。

 

うつ病で休むのが本当に正しい判断なのか、未だに分からずにいます。

本当に重症の人と比べたら私はまだ一応仕事も(何とか)出来ていて、調子がよければ友人と飲みにも行けて、家でごはんも作れます。今回は産業医からの強い勧めや職場の理解もあって休職ということになりそうですが、こんな状態で休んでしまうのはやっぱりただの甘えに思えてならないのです。

主治医も、「調子が安定しているならまだ今は働き続けるのもひとつの判断」という意見を述べられていました。理由として「夏山さんの場合、休むと焦燥感が悪化する可能性が高いから」と言われていますが、本当は「この程度で休むものじゃない、働け」と言いたいのではないかと、穿った捉え方をしてしまいます。

 

私は甘ったれのゆとりで、本当は休むべきでないのに、ゆるゆると甘やかされているだけなのだと思っています。

実際、年明けに今の仕事から手を離せると思うと、申し訳なさや不甲斐なさと同じくらいホッとしてしまうのです。

責任感なく仕事を放り投げられることにホッとする自分は、とても情けないと思います。そう思いつつも、やっぱり仕事から手を離せる事に安堵している自分がいて、自己嫌悪です。

 

また、今のところ実家には休職のこともうつ病のことも一切伝えずにいるつもりですが、産業医や上司からは実家に戻っての休養を強く勧められています。

家族へのカミングアウトも今後の課題になるかもしれません。

 

12月は、そんなこんなで色々と状況が動いた月でした。どうなることやらという感じですが、まずは休職を前向きに捉えられるように頑張ってみたいと思います。

減薬チャレンジ中

2週間前から、アモキサンの減薬にチャレンジしています。

今まで30mgだったアモキサンを20mgに、その代わりエビリファイの3mgを6mgに増薬してみよう、というものです。私の主治医はかなりアモキサンが嫌いなようで、転院当初から「ゆくゆくはアモキサンを減らしたい」と言われていましたので、それがついに始まった、という感じです。

 

感覚としては、「かなりハードモード」です。

調子が良い日は比較的普通に過ごせるのですが、悪い日が本当に悪い。身体がだるくて辛くてまともに動かせず、ずっとぼんやりと眠い。座った瞬間にぼーっとうつらうつらしてしまうような、座っているのも辛くて横になりたくて仕方ないような。調子の悪い日はそんな状況です。

今日も朝から調子が悪かったです。今日は先ほどまでずっと横になり、ぼんやりしたりうとうとしたりを繰り返しているうちに少し楽になってきてスマホが触れるようになりました。

これを全部アモキサン減薬のせいにするのも暴論かなあという気もするのですが、今までなかった程の調子の悪さが突然やってきているので、やっぱり薬を減らしたせいかなあと思わずにはいられません。気分の波とは別の体調の波に翻弄されています。

今回はまた2週間様子見ですが、次回通院時までにこの体調の悪さが何度か出現するようであれば、土下座してでもアモキサンを元に戻してもらおうと思います。

この状態では、とてもじゃないですが働けません。

 

今は、かなり無理をして働いているという自覚があります。

残業規制もあってなかったような扱いになり(これは私が「規制なんていらない」みたいな無駄なアピールをした為であり自業自得ですが…)、これから仕事は繁忙期に突入していく中で、「どこまで無理をすべきなのか」が分からずにいます。

体調が悪い日は「こんなんじゃとてもじゃないが働くのは無理だ。会社への恩義や仕事の責任なんて一旦忘れて休んだ方が良いんじゃないか」と心から思いますが、調子のよい日は「この程度で逃げたら後から後悔するし周りにも迷惑をかけるだけ。ちょっと無理してでも働き通そう」と自分を奮い立たせることが出来ます。

無理をし続けて治療期間が延びるのは全く本意ではないので、今の自分が休むべき状態なのであれば休みたいと思うのですが、「休むべき状態」なのかどうかが分からないのです。

正直調子の悪い日が半分を超えるようであれば休み時かなと思っています。今はまだギリギリ調子の良い(というか、何とかなる)日の方が多いですので、休む決断としては「今ではない」のかもしれないなと思ったりもします。

主治医や産業医からは、「休む気はないのか?」と毎回聞かれはするものの、明確なドクターストップのようなものはかかっていない状況です。

 

相変わらず優柔不断に悩み通しています。

身体の調子も良くないので、今日もまた早めに寝ようと思います。

低空飛行

1ヵ月ほど好調な日々が続いていたのに、ここ1週間は何となく低空飛行な日々でした。

陰鬱な気分よりも焦燥感の方が強く、ひたすら気だけ焦っている感じです。気は急いているのに身体がついてこない感じの疲労感と、たまに波のようにやってくる「何もない」感じ。なんだかもうぐったりです。

なんでもないタイミングで泣き出してしまう人工感情の誤作動も、相変わらず数日に一度起こります。

ストレスが10溜まると泣くシステムになっているとしたら、平常時はベースが4(あと6のストレスで泣く)ところ、ここ数ヶ月はどれだけ調子が良くてもベースが8から9くらい、といった感じのイメージです。大して何かしているわけではないので言うのも恥ずかしいのですが、普通に生活しようとするだけで結構常にいっぱいいっぱいです。

 

先月末に「うつ病だ」と明言されてから、やはり何度も「誤診だろう」という考えが頭を掠めます。

私は大げさに辛がって病人ぶっているだけで、本当は気合いを入れれば元気なんだからな、と思ったりします。

実際、調子のいい週には事情を知っている友人と普通に飲みに行ったりも出来ますし、同じく調子が良ければ料理も買い物も出来ますし、調子が悪くてもゲームやTRPGくらいなら出来ますので、傍から見れば元気な癖に甘えているだけに見えるだろうなとも思います。けれど、ダメな時期を経由してみると、そうやって娯楽が楽しめるのはとても尊いことだと分かっていますので、いくら甘えに見えようと娯楽を抑制するつもりは今のところ一切ありません。そう思えるだけでも、少しは認知の歪みが改善しているのではないかと思います。

自分がうつ病?と認められない認知の歪み(という自覚はあります)も、そのうち少しは改善すると良いなと思います。

 

 

近頃は「コーピングだ」と意識してTwitterの鍵垢で弱音を吐くようにしています。本当に波の底に居る時はまだ上手くできませんが、ちょっとでも余裕がある折にコーピングリストを色々実践してみるのが少し楽しくなってきている今日この頃です。

うつ病患者と言われても

うつ病患者と言われても、ピンときません。

金曜日の通院時に、ついに勇気を出して「私はうつ病なのでしょうか?」と主治医に尋ねました。主治医もおそらくあまり診断名にこだわりたくない(病名より症状に着目したい)タイプ、かつ、私自身が自分の状態を聞きたくなかったこともあり、夏から今までずっと正式な病名を告げられてはいない状態で過ごして来ました。

結果は、「典型的なうつ病だと思います」とのこと。

薄々というか半ば勘付いていたことではあったので別に今更どうということはないのですが、やっぱりそう断言されてもピンときません。私がうつ病?本当に?なんで?という感じです。

何だかんだ文句を言いつつタフに生きてきた方だったので、まさか自分がうつ病になるとは思ってもいませんでした。今でもやっぱり半分信じられません。

 

薄々気づいていたのはどう考えても精神状態が異常だから。

病名を聞きたくなかったのは、

・自分が精神病を患ったと認めたくない

・病気だと認めたら、全部「うつ病だから仕方ない」と甘えてしまいそうで嫌

のような理由からです。この考えは、今もまだ少しだけ継続しています。自分が病気だった(現在進行形なのがまだ認められない…)ということを自覚した上での気の持ちようを考えなければならないなあと思います。

今は薬のおかげ?で殆ど普通の人間という感じの生活が出来ているので、現在進行形で病気と言われても本当にピンときません。いや、普通だけど?と返してしまうと思います。でもこれも抗うつ剤のお陰でこうなっているのかな…と思うと……。どこまでが本来の自分のコンディションなのか分からない、というのは、正直だいぶ嫌な感覚です。こんなに普通でも、服薬を止めたら実はまだゾンビ状態なのでしょうか。神のみぞ知るです。

ちなみに、半分ジョークで甘えたことを言うなら、休み時は完全に逃しましたね(笑)

今は本当に元気な感じなので、残業規制なんかしなくても普通に働けるのになあと思っています。

 

*

 

うつ病の「回復期」は、とにかく調子に乗らないことが大事だと主治医に言われました。調子に乗って勝手に薬を減らしてみたり、ガンガン働いたりするのはご法度とのこと。

最近「今日は睡眠薬飲むの辞めてみよう」とか「アモキサン1回飲み忘れても全然大丈夫だな」などとよく思いますので、耳が痛い話です。ちゃんと飲みます…。

あとは自殺願望に注意、などとネットには書かれていました。

shelly72yama.hatenablog.com

この記事で書いている通り、1回だけ明確に「死にたい」と思ったこともありましたが、それ以来は一切そんなこともありません。

そういえば「他殺願望」も最近全然頭を掠めなくなりました。四六時中「あのトラックが突っ込んで来い」「誰かが今私の背中を押してくれ」「窓から殺人犯が入って来てほしい」なとど思っていたのは、今思えば異常だったんですね(笑うところ)。

思えば、この「死にたい」の記事のエントリーがちょうど回復期のはじまりだったのかなと思います。この時以来体調に大きな下降もなく、ちょうど1ヶ月が過ぎようとしています。「調子が良くて死にたい」とは、人間不思議なものです。

 

 

今は取り敢えず、自分が現在進行形で病気だと認めることをしなければならなさそうです。難しい。今日もそれなりに元気です。

努力教の信者ですので

一昨日から残業規制が始まりました。

昨日いきなり取引先の接待があったりもしましたし、実際今後どこまでの強制力をもって運用されるのかは未知数ですが、とにもかくにも始まってしまいました。

規制の運用を知っているのは本人である私と、課長と、部長のみ(と聞かされています)。直属の上司やその他周囲には知らされていないそうです。産業医面談の際に「頼むからこれ以上大ごとにしないでくれ」と懇願したのが効いていると信じたいです。

 

近年で随分と変わってきたとはいえ、私の務める会社はとてもレトロでクラシカルな会社(オブラート)なので、未だに「汗水垂らして働いたやつが偉い」「残業してでも頑張ったやつが偉い」という風潮が残っています。一昔前までは「不夜城」と揶揄されていたような会社ですので、制度として整備されてるとはいえ体質的にややブラックなところがあるのです。24時間戦えますかジャパニーズビジネスマン。

私もそんな中で会社員として「ひとやま3年」を超えて育てられたひとりですので、いくら違うと分かっていても、こと会社の仕事に関しては「頑張ったやつが偉い」が皮膚感覚として染み付いてしまっているところがあります。

普段の思考回路としては結果主義者的な部分も多いのですが、弊社で周囲に認められるにはやはり「残業してでも頑張っているポーズ」が大事なのです。

 

そういう環境の中で「極力残業をしない」というのは、意外とストレスに感じられます。

 

評価されたいわけでも出世したいわけでもないので「評定」がどうなろうと構わないのですが、「評判」が落ちることを恐れているのかも知れません。(落ちるほどの評判が元々あったのかというのは、また別の話ですが…)

 

「頑張る人」であることをアイデンティティにすることは愚かだと、(あくまで一個人の意見として)私は思っています。頑張りは手段であって目的ではないからです。

 

そう思っていたのに、いざ「頑張ること」を取り上げられると、こんなにも全てを奪われたような気分になる自分がいました。

 

今年の私は気付かないうちに、自分が一番忌避していた「頑張ることが目的」で「人並み以上に頑張ってる自分は偉い」という人間になってしまっていたのだと思います。とても不毛で情けないです。

本来そういうタイプの人間ではなかったと思うのですが、人間の思考回路は環境や体調に左右されるのでしょうか。不思議なものです。

 

だから、本当に全てを取り上げられたような気になっています。悔しいのです。

そのくせ、元来のサボり好きな性格がたまに顔を出して、これ以上無理に働かなくて良いことに時折ホッとしたりもするのです。

そういう、都合の良い自分に苛立ちます。

 

なんだか楽な方へ、弱い方へと流されている気がします。私はこのまま庇護される弱者になるのでしょうか。転落していくのでしょうか。

本当は仕事をしていたはずの数時間で、そんなことばかり考えてしまいます。

簡易CSIと面談の話

先週から昨日にかけては、「まあまあ」な週でした。

木曜の朝どうしても体調が優れずまた半休を使ってしまいましたが、それ以外は中庸なテンションを維持した週だったと思います。

 

そんな先週のビジネス研修で、「簡易CSI」によるタイプ診断を受けました。

仕事上の性格をざっくり「コントローラー、プロモーター、サポーター、アナライザー」に4分類し、「このタイプの人はこういうところに気をつけると良い」「こういうタイプの人にはこういう接し方をするとスムーズに行く」というお作法を学ぶ、言ってしまえばよくあるコミュニケーションスキルの話でした。

仕事上の私は、「サポーター」タイプだそうです。

 

「サポーター」

 

自分としては、自分の事を「結果論者」「どちらかというと自己主張が強いタイプ」「聞き上手なほうではない」と思っているので、最初サポータータイプという結果が出たときはちょっと意外なような気もしました(この自己認識が合っているのかは、また別として…)。

サポータータイプのイメージといえば、「過程を重視し、自分を抑制する、聞き上手」といった感じだったので、自分とは違うなあと思っていたのです。が、研修の中で典型的な特徴として挙げられた「自分の為より人の為に何かするのは好きだが、感謝されないとイラッとする」「相性としては、威圧的なタイプにめっぽう弱い」……などというあたりには、「そうそうそれ、直さなきゃいけないと思ってるんだけどね~」と思わず全力でうなずいてしまいました。

トラブル対応が中心(自発的に何か発信出来ず、当然感謝もされない)今年の業務+威圧的な直属上司、という組み合わせは、確かに私にとってかなり相性が悪いのかもしれないなと改めて苦笑い、といった感じです。

トラブルに追われてる方がやる気が出る、多少威圧的な人の方が張り合いがある、なんて人も営業マンには多く居ますので、こればかりは本当に相性なのだろうと思います。

 

ご参考までに簡易診断のURLを。

あくまでも仕事上のコミュニケーション指針を測る診断のため、「職場での自分」にイメージを限定して答えるものだそうです。

http://www.jah.ne.jp/~pegira/cgi-bin/coach/coach.html

 

*

 

昨日は、産業医面談を受けてきました。

件の部長に「業務命令」という形で勧められ半ばしぶしぶ受けてきた感じではあったのですが、面談の途中で思わず号泣してしまいました。

近頃調子が悪くないとはいえ、人前でここまで泣いてしまうのはやはり普段とは違う、と思わずにいられません。

 

結果としては、残業時間を極力減らすよう業務調整を加えて頂くことになりました。

私個人としてはあまり納得できない結論(今の状態なら普通に働ける、そんなのは申し訳ない、働いてない自分にストレスが溜まりそうetc……)なのですが、産業医の先生の

「夏山さんは、今熱が出ているのを解熱剤で抑えている状態です。抗うつ剤は解熱剤と同じで、病気を治すものではなく症状を緩和させるもの。解熱剤を飲んだところで根本的に風邪が治るわけじゃないのと同じですよ。早く治したいなら、少しでも休んだ方が良い」

という言葉にぐうの音も出ず、一時間ほど平行線を辿った議論に私が折れる形となりました。

今はまだ業務調整と言われてもピンと来ず、どんな形になるのか、周りに気付かれるものなのか、言わなければならないものなのか……と不安が尽きませんが、取り敢えずは上からの指示を待ってみようと思っている次第です。

また状況に変化があったら、記録しに来ようと思います。

 

 

余談ですが、昨日はカウンセリングでもぼろぼろと号泣してしまいました。

いい大人がどうにもこうにも恥ずかしいのですが、「泣いてしまって申し訳ありません」という謝罪に対し、カウンセラーさんから「この場で淡々とされた方が困ります」「やっと生の感情を出してくれて嬉しいですよ」「申し訳ないと次言ったら、むしろちょっと怒ります」「私は全然気にしないタイプなので、気が済むまでどうぞ」と次々優しい言葉をかけられてしまい、結局恐縮しっぱなしの時間でした。

自己主張が激しいタイプと自負しておきながら、自己開示となると相変わらずなかなか難しいです。

ぽろりと言われた「この場では理性的に考えなくても良いんです」という言葉は、なかなかに難解だなあと思っています。

メンヘラ遍歴、備忘録

遍歴と言えるほどメンヘラを極めてはいない(と思いたい)ですが、自分用に今までの大まかな流れをメモしておきます。

 

◆2016年6月下旬頃~7月中旬頃

なんとなく様子がおかしくなり始める。

寝れない(今ツイッターtosを遡ったらこれは5月くらいからだった模様)、仕事の様子がおかしくなる(簡単なことを全然覚えていられない・すぐ抜ける、ずっと脳内が混乱してる感じ、焦燥感と緊張感、作業中ぼーっとしたままふと気付くと長時間経ってる、何でもないタイミングで急にぼろぼろ泣く等)、どうしても人と会いたくなくてオフ会や飲み会をキャンセル無双する、元々どちらかといえば浪費家なのにコスメや服を一切買わなくなる、メイクをきちんとしなくなる、スカイプが出来なくてTRPGにテキストのみで無理矢理参加する、等。

つらいとかしんどいとかtosりまくってたのもこの頃ですね。

当時には「異動に不満はある、なかなか新しい部に馴染めない、つらい、でもこれが今年の自分の仕事なんだから頑張らなきゃ」というような愚痴ツイートが多く見受けられます。今思えばこの時期の最後の方は「何とか起きて、何とか会社に行って、何とか座っている」状態でした。

また、この頃はTRPGを一緒にやっているメンバーの体調を心配するようなリプも目立ちます。元々お節介な質なのでこの時期だけ特にというわけではないのですが、「自分は大丈夫」と奮い立たせる為に他人を利用していた部分があったかもしれないですね。

ズタボロ状態の人に心配されてもうるせえよという感じだと思いますので、いつか完全に正常に戻ったころに謝りたいなと思っています。

部長、課長にそれぞれ初めて呼び出されたのもこの頃でした。

 

◆2016年7月終わり頃

何がきっかけだったのかは忘れてしまったのですが(記録をつけておくって大事ですね…反省)、ある日仕事から帰ってきて、大声で泣きわめきながら部屋中のものを散らかしました。机の上のものをガシャーン、本を投げ捨てまくり、うーうー言いながら枕を壁に叩きつけまくるetc。

もう許して、いい加減にして、ごめんなさい、つらい、助けて、なんでこれくらいのことが出来ないの、もう全部いらない、嫌だ――というような様々な感情で。

今なら冷静にひとつひとつツッコミを入れたいところです。典型的にヒステリックな感じだったと思います。自分の名誉のために一応記しておきますが、こんなことをしたのは四半世紀以上生きた人生で今のところこの日だけです。おめでとうございます、元気な一時的発狂でした。

ハサミを思い切り足元に投げつけて、カシャーンと音を立てて跳ね返って、危うく怪我をしそうになったところではっと正気に戻りました。いい歳をしてぎゃんぎゃん泣きながら、もう駄目だと思いました。

次の日の昼間も、案の定仕事中涙が止まらなくなり、トイレでぼろぼろ泣きながら近隣の心療内科を探しました。ふたつめに電話したクリニックが「今日の夕方空いている」ということだったので、二つ返事でそこに駆け込みました。「うつ状態」と言われ、レクサプロとレンドルミンを処方されました。

レクサプロは薬の話 - アンダスタンドの記事で書いた通り副作用が酷く、数日で服薬中止となりました。

 

◆2016年8月上旬~中旬頃

薬がレクサプロからアモキサンに変更されました。アモキサンの切れ味はなかなか凄かったですが、それでも今思えばあまり良くない状態だったと思います。

折角10日間の夏休みがあったのに、毎日寝て起きて寝て起きて…という生活をしていました。文字通り「寝て起きて寝る」生活です。時折泣いたりしながら。そんな中でも、一応実家に1日だけ帰省したのと(笑顔とテンションを維持するのがとても大変だったことを覚えています)、久しぶりに友人と飲みに行きました(この時もテンションの維持が大変でした)。無理はよくないです。

 

◆2016年8月終わり頃~9月上旬頃

病院を転院しました。薬はレスリンが追加に。

転院の理由は、主治医の先生にいまいち思ったことを話せていないと思ったのと、カウンセリングを受けられる病院に行きたいと思ったからです。

カウンセリングを受けたいと思った理由は「こうなったのは私の性格が弱いことが一つの原因だから、そこを正さないとまた同じことを繰り返す。それを防ぐには考え方を変えないといけないだろう。」という真剣に切実なものです。

今思えばこの「私の性格が弱いこと」という部分が既に少し「認知の歪み」だなあと思います。今は「気付いていなかったが、私はストレスの発散が下手なタイプだ。同じことを繰り返さないようにするには、ストレス対処方法を学ばないと。」といった感じに認知が変わっています。

また、このブログを書きはじめました。最初の頃ぐずぐず書いている通り、9月前半はあまり体調も心境も良くなかったようです。

 

◆9月下旬頃~10月上旬現在

薬としてはエビリファイが追加されました。アモキサン減薬方針です。

そして、理由は定かではありませんが何だか急に調子が安定しました。絶好調イエーイ!というほどではないのですが、普通に仕事をして週末は普通に遊んでいます。

今年度を頑張り切ったら転職してやる!という気概も出てきていますので、かなり通常状態に近い状態なのではないかと思います。

今後どうなることやら…と少し怯えつつも、久々の通常状態を楽しんでいるところです。

 

 

今日は生理が始まりました。

生理痛が酷めでダウナーですが、精神的には安定しているので良いと思います。

今思わず薬剤師さんに鎮痛剤と各種抗うつ剤の飲み合わせについて電話で問い合わせてしまったのですが(ど素人なので…)、とても親切に教えて頂けてありがたかったです。